ストレス反応の高い「A、B、Cプロジェクト」の分布を示しています。
この3プロジェクトは「ストレス反応」がやや高い/かなり高いの割合が5割程度みられます。
2.グループ別の詳細分析(例)
※ 個人を特定した分析を行うには産業医等の資格保有者の立会が必要になります
①ストレス反応と疲労度
②ストレス原因
「ストレス反応」と「疲労度」は、「人間関係」、「仕事の負荷」と「仕事の質」と関連しています。
③3グループの評価
◆「Aプロジェクト」
ストレス反応と疲労度が「やや高い」層が5割を占めていますが比較的軽微です。
現状では大きな問題はありません。
但し、「人間関係」が悪い(不満)と感じている1名がリスク要因となるかも知れません。
◆「Bプロジェクト」
ストレス反応と疲労度が「かなり高い」メンバーが1名います。また、「やや高い」メンバー3名は「かなり高い」所に近く、チームとして何らかの問題がありそうです。
ストレス原因から見ると「人間関係が極めて悪化しています。また「仕事の負荷」と「仕事の質」を悪い(不満)と感じているメンバーもいます。
チームの方針・目標を明確にし、早急に対策を講じる必要がありそうです。
ストレス反応と疲労度の「高い」4名については、産業医等のサポートが必要かもしれません。
◆「Cプロジェクト」
ストレス反応と疲労度が「かなり高い」メンバーが1名います。
疲労度が「やや高い」メンバーが4名います。負荷が長期化するようであれば、対策が必要です。
「仕事の負荷」と「仕事の質」が悪い(不満)と感じているメンバーが、チームとしてのリスク要因です。
ストレス反応と疲労度の「かなり高い」1名については、産業医等のサポートが必要かもしれません。