人のやる気を引きだし、パフォーマンスを発揮できるよう働きかけていくことを「モチベーションマネジメント」と言います。企業で従業員を対象に行う場合は組織の活性化と、それによる業績向上、売上アップが目的となります。つまりモチベーションマネジメントは、業績向上のための「より“人”にフォーカスしたアプローチ」というわけです。
ポイント1 「やる気」を低下させる要因を取り除く
対処が可能な問題や不満の原因を放置していませんか?。すぐに解決できない問題でも前向きな取組み姿勢を示していますか?。チャレンジしたいと思っている従業員のためにチャンスを与えていますか?。
高度な知識や技術を身につけていても、本人のやる気と組織の方針が一致しなければ、得られる成果は半減します。機会あるたびに、周囲を見渡し、チェックしてみることです。
ポイント2 目に見えないことに気を配る
人が内心感じている不満は時として表に現れることもありますが、たいてい目には見えません。問題を抱えている場合でも、対応は管理者の勘と裁量に任されているのが現状です。人材の入れ替わりが激しく仕事にスピードが要求される昨今、勘と裁量だけでは不十分かもしれません。何らかの形で「見える化」できれば問題を共有することもできます。
▼生産性や品質が低下します
▼退職リスクが高まります
(ヤル気を高める要因を引き出しましょう)
・目に見えないことに気を配りましょう
社員の活性化を通じて、
★ 収益向上
★ 定着率向上(退職防止)
★ 人材力・組織力の強化
につながります